あらすじ
神と人が共に生きる列島国家・常世国では、強い巫女と交わることで神の力が強まるとされている。そのため、新しい神が生まれると、複数の巫女を神の御座所のある後宮に招き、誰が最も花嫁にふさわしいか見極める期間がある。
主人公の澄珠《すみ》は、幼い頃に契約して後宮入りし、花神とは幼なじみのように育った、花神の最初の花嫁候補である。
澄珠は、ある時を境に花神の様子が突然変わってしまったことに疑念を抱く。しかし、今神座にいる花神は何者か突き止めようとしていた時、後から後宮に入ってきた妹の琴に寵愛姫の座を奪われ――。