あらすじ
幼い頃——
不思議なトンネルの向こう側で、レノはひとりの少年と出会い、淡い恋をした。
けれど、あの日のことは夢だったのかもしれない。
大きくなるになるにつれ、記憶は曖昧になり、心の奥にそっとしまい込まれていく。
それでも、あの場所は、ずっと胸のどこかで消えなかった。
そんなある日、町の開発計画で、例のトンネルが封鎖されることを知る。
「もう一度、行かなきゃ——」
そう決意したレノは、再びトンネルを越え、かつて夢見た“虹色町”へと足を踏み入れる。
そこで出会ったのは、謎めいた青年。
彼は敵か、味方か——
そして、トンネルの奥に隠された“石碑の秘密”と、レノの「生まれ持った宿命」が、やがて彼女自身の選択を迫ることになる。
交わした約束。
色褪せない想い。
二つの世界を巡る、切なくも甘い恋の物語——。