あらすじ
山あいの小さな村・穂坐村(ほましむら)には、二百十日の強風を鎮める「風祭(かぜまつり)」の日、霊媒者が死者の魂を降ろす風変わりな「ヨセガミサマ」という習わしがある。村の青年・志遠(しおん/25)は、この年、ひょんなことから、ヨセガミサマのばあちゃんの代役で死者の魂を降ろすことになってしまう。依頼者は、都会からやってきたハイスペックイケメン・朝比奈晴亮(あさひな・はるあき/35)。降ろすのは彼の亡き恋人――大福を喉に詰まらせて十年前に急逝した岳(がく/享年25)――の魂だ。
インチキのはずの儀式はまさかの大成功(マジで!?)。岳の魂が志遠の体に降りてきて、志遠・晴亮・岳は、祭のあいだ、憑依デートをして過ごすことになる。三人は〈罪悪感〉と〈未練〉と〈新しい恋〉を抱きながら三日間を過ごし、少しだけ奇妙でとびきり温かな未来へ踏み出していく――。
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◆ご留意事項(苦手な方がいらしたら申し訳ありません!)
・ごく軽い怪異描写・死者との会話あり(ほぼコメディ。ホラー要素無し、グロ要素無し)
・濡れ場、性描写はありません。ライトBL的なハグとキスはあります
・ちょっと三角関係っぽい展開ですが、最後はハッピーエンドです
・深刻なトラウマ描写はありませんが、サバイバーズギルト、愛する人の喪失といったテーマに触れます
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本作は(もちろん)フィクションです。北陸地方の有名なお祭「風の盆」をはじめとして、実在する人物・団体等とは一切関係ありません。ただし、夏田は「風の盆」を心から愛していて、あの美しいお祭のイメージを少しだけお借りしました。
夏田にしてはめずらしく全年齢向けBLです。面白いかどうか、あんまり自信はありませんが…大好き成分100%、大好きシチュエーションモリモリ、考えうる限りの幸せハッピーエンドのつもりで書きました。
2025年6月27日(金)よる9時から本編投稿スタートします。
約3万字の短編です。よろしければ、おつきあいいただければ幸いです!