あらすじ
【万能系オーバースペック攻×おっとり優等生な誠実系受け】
α、β、Ωという3つの性別が存在する世界。
αは社会で指導的な役割を担い
Ωを惹きつけるフェロモンを持つとされる。
βはその中間に位置し、社会の多数を占める。
そしてΩ
発情期があり、男女関係なく妊娠しやすい体質を持ち、αのフェロモンに強く影響を受ける。
俳優としても活躍するカリスマモデル・八神 天旺(テオ)は、完璧なルックスとそのカリスマ性から“帝王”と称されるハイスペックアルファ。
ガチ恋ファンも多いが、他人と暮らすのは面倒だという理由から結婚願望は一切ないことを雑誌のインタビューなどで記している。
そんなテオの専属カメラマンを務めて5年になるのが、熱血カメラマン・白鳥 翼。
中学時代にβと診断されて以来、当然のように自分をβとして生きてきたが、最近、仕事中に体調不良に悩まされていた。
ある日、撮影中に息が荒くなった翼はテオに「風邪なら医務室行け」と促され、渋々向かった先で、常駐の医師から
——「白鳥さん、あなたは【後天性オメガ】のようです」
と思いもよらぬ診断を受ける。
動揺を抱えながらも『このことは、周囲には伏せておいてほしい』と願い、了承を得た翼は、抑制剤を処方されて撮影に戻り「ただの貧血」と嘘をついて仕事を終える。
しかし帰宅後、同棲中の恋人に事実を打ち明けると、別れを告げられ、さらに浮気まで発覚。
すべてを失ったまま、翼は翌日も気丈に振る舞い仕事場へと向かう。
そして現場で鉢合わせたテオ
「翼、今日の仕事終えたら俺のマンション来い」
驚く間もなく耳元で囁かれたのは——
『お前からΩの匂いプンプンすんだよ、気付いてねぇだろ』
「は?う、うそ……っ!」
『とにかく、撮影終わったら直行な。話はそれからだ』
そのまま鍵を渡された翼は、撮影後テオの高級マンションへと連れて行かれる。
そして部屋に着くなり、突きつけられたのは衝撃の言葉だった。
「翼、俺と番契約するか、このことを社長に言われてクビになるか選べ」
これは、そんな世界で〝Ωになった〟翼と
“帝王”と呼ばれるハイスペα・テオの物語──。
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プロット原案作成.2025.04.22
執筆開始.04.23
完結.07.02