あらすじ
超・妄想コンテスト「サマー○○」の参加作品です。
ある島でたった5人の教室で彼女はみんなで一緒に自由研究のテーマを人生にしないかと提案した。
訳アリの5人がそれぞれ人生と向き合いながら人生を考える日々が始まった。
この自由研究を真剣に、取り組んでいたのだ。
じゃあ、僕は?4人とも真剣に取り組んで、何かに気づいて、何かに救われて前に進んでいる。でも僕は、何も変わらない。それが1日だと思っていようが、1年だと思っていようが、何も変わらない。
傍観者が楽だった。だって、水季ちゃんも、蜜柑ちゃんも雀斗も僕の意見なんか求めてなくて。その決意には僕の言葉なんか不要だった。そうやって遠くから眺めて。
…ああ、そうやって、僕はきっとこの先も生きていくのか。急に恐怖が襲ってくる。ようやく、僕はこの夏休みがただの60日間じゃなくて本当に人生であることを実感した。