あらすじ
夢を追いかけ、格安のボロ家に引っ越したアマチュア小説家。そこは人里離れた場所に立つ、庭付き二階建ての物件だった。しかし、引っ越し直後から、家では奇妙な現象が頻発する。夜中に響く不気味な物音、勝手に点滅する電気、そして、庭に咲き乱れる異様に歪んだ向日葵の群れ。
やがて、向日葵がただの植物ではないことに気づいた主人公は、この家の恐ろしい過去を知る。大正時代に疫病で廃村となった村で、「悪魔の花」と呼ばれ恐れられた向日葵。それは、住人の生命を吸い取り、自らの糧とする恐るべき存在だった。日を追うごとに増殖する向日葵に追い詰められ、主人公の心は蝕まれていく。
そしてある夜、ついに姿を現した歪んだ「何か」が、主人公に最後の恐怖を突きつける。逃げ場のない家で、主人公がたどり着く結末とは…。☆「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」