あらすじ
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お馴染み朔蘭さんから表紙を頂きました!!
ありがとうございます
例えば、だ。
幼い頃、とても悲しい──それこそ常人では耐えきれないような不幸を背負った者がいたとしよう。
その結果、心が歪んで腐って壊れて終わって退廃して──悪と呼ばれる人種になってしまった者がいたとしよう。
あぁ、可哀想だ。可哀想でしょうがない。いくら陳腐だとしても、これほど万人に使われて万人の共感を得る話はない。
果てが正義と呼ばれる腐れ野郎に倒されても、はたまたもっと巨大な悪に呑まれようとも。ソイツはいわゆる犠牲者だった訳だ。
ん? 俺はどうかって?
そうだな……。
例えば、その犠牲者の根本。絶対的な不幸。それは、誰かが蒔いた種が原因な訳だ。
つまり、その種を植えるのが俺だ。
それが俺なんだ。
◆◆◆
誇りシリーズ二巻です。
こちらから読んでも一章までなら大丈夫です。
暇潰しの一つにでもなる、と思っていただけたのならば光栄です。