あらすじ
西暦199X年――
中学のときの地理のテストで33点という赤点スレスレのハイスコアをとった一人の少年がいた。
北海道と沖縄くらいしか位置がわからず、特に四国なんてどこが徳島だか愛媛がだなんてわかるわけねぇだろってなもんでして、彼の心のなかに四国への恨みが強く残った。
それから二〇年以上の時が流れたいま、少年はおっさんとなった。
だがおっさんとなった今でも彼はいまだに地理を苦手とし、特に四国への恨みは憎悪へと昇華し、隙あらば四国を滅ぼそうとしていた。
……これは、〝正義〟の物語。
どこにでもある旅日記である。