あらすじ
ーーーせっかくですから、当ホテルにお泊まりくださいな。待合がない分、玉代と祝儀をお安くできますよ
1907(明治40)年、日露戦争で使われていた輸送船を、東京市芝浦沖の澪に係留した。ロシアの戦利品である輸送船が珍しいということで、一躍注目の的となる。ただこの船の主要機関はすでに破損していたため、船体の一部を解体し、ホテルとして活用することに。好事家が飲食や宿泊で当ホテルを利用したが、彼らをもてなしたのは新橋藝者の女たちであった……。新橋藝者と、風変わりな客との人間模様を描いた群像劇。
*内容は、フィクションです。一部不適切な言い回しがありますが、物語の雰囲気を壊さないよう当時のままの表現で記載しています。画像は、写真AC様よりお借りしています。