あらすじ
大正末期。
意地の悪い若い後妻と、冷たい父親の家庭で育った白楊子(しよこ)は、賀能子爵家の御曹司へと嫁がされる。
子爵が指揮を取る帝都復興計画に食い込みたい、父親の目論見だった。
しかし夫となる頼明は、原因不明の昏睡状態に陥ったまま----。
目覚めぬ夫、見知らぬ土地、見知らぬ人々。
そんな孤独な環境で、白楊子の慰めとなるのは、偶然見つけた鉱石ラヂオと、唯一の特技である、絵を描くことだけだった。
しかし、いつしかそれが、白楊子の運命を変えていくことに……。
<表紙>
画像→イラストAC
タイトル文字→かんたん表紙メーカー