あらすじ
本当は――
あの人に出会わなければよかったのかもしれない。
「天使と悪魔は、決して交わってはならない」
そう教えられてきた。
けど私は、あの紅い瞳の悪魔に心を奪われてしまった。
天使である私は、悪魔と恋に落ちてはいけない。
それは『禁忌』とされる罪。
だけど……
「おい、我慢……できなくなるだろ」
「が、我慢……っ!?」
交わしてはいけない感情。
それでも彼に触れるたび、心は揺さぶられていく。
そんな私たちを待っていたのは、ある事件と陰謀。
そして、この世界に刻まれた『歪んだ正義』だった。
「俺の部屋に来いよ」
なのに止まれない。
こんなの駄目だと、分かっているのに。
心は、理屈を知らない。
この感情が世界を壊すかもしれないと知りながら……それでも彼に触れたいと思ってしまう。