あらすじ

MAHARAJAの夜に、夢を売る女

ミラーボールが回るたび
昨日と明日が溶けていく
シャンパンの泡に映る
偽りの自信と借り物の笑顔

ハイヒールの音がリズムを刻む
この夜のルールは
「愛してる」より
「守れる金額」

夢を売る女に
夢は必要ない
必要なのは
夢を欲しがる誰かの瞳

それが
たとえ蜃気楼でも
それが
たとえ自分を削る取引でも

MAHARAJAのフロアに咲いた
刹那の女王たち
誰よりも輝きながら
誰にも見せぬ涙を胸に隠していた

きらびやかな夜の向こうに
ほんの少しの、
ほんの少しの
静かな朝がほしかっただけ

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アルファポリス
アルファポリス2025/07/21
  • 現在の作品MAHARAJAの夜に、夢を売る女