あらすじ
主人公――萩籐聯(はぎとう れん)とヒロイン――露峰クレア。
二人は文芸部員。
ある日、二人は部室で、本棚の上にある段ボール箱の中身を見る。そこには大量のA4用紙に印刷された小説が入っていた。
『トイレが十個ある家』
『パンツを頭にかぶつた男』
『村人が全員、全裸の村』
『みんなごめん、俺、世界を滅ぼしちゃった』
『男性が女性の服、女性が男性の服を着るようになった世界』
『男しかいない町』
『みんな「うほっ」が口癖になってしまった世界』
『私は死なない』
『空が入った箱』
『世界一幸せな女の子』
などなど、段ボール箱の中の小説のタイトルはどれも謎めいたものだった、
ある小説の題名を見て、部長の露峰クレアが言う、
「このタイトルの謎を一緒に解き明かしましょう?」と。
●キャラクター
萩藤聯:主人公、高校一年生、特に特徴のない人間、成績はいい方だが、凡人の域を出ない
露峰クレア:二年生。文芸部の部長、日本人の母とアメリカ人の父とのハーフ、毛先が少しカールしているブロンドの髪、勉強がとてもできるが、発想がぶっとびすぎていることがある、共通テストの国語の過去問を三十分で全問正解したことがある、主人公をハギ―と呼ぶ。