あらすじ
大学時代から9年付き合った柊と別れた美誇。
永遠というものはなく、恋愛や結婚の末路には価値観の不一致やセックスレス、やむを得ない離婚、死別、様々な理由での別れが必ず約束されていることに気づく。
人間は所詮ひとりであると、数年恋愛を拒んできた美誇の前に突如現れた凪生。
柊とは違い、身体の芯まで溺愛される安心感に凪生と二人の世界へ陶酔していく。
しかし凪生の生業は依然不明のまま。
突然連絡が途絶えた凪生の真相とは————。
セックスレスと死の天秤、必ずやってくる人生の終焉。
美誇の別れに対する葛藤と矛盾を綴った短編。