あらすじ

『白き風は森に吹く』

かつて王都に 咲いた白き花
癒しの光 嘲笑に消され
偽りの罪 烙印のごとく
静かに少女は 森へと落ちる

冷たい石の道に 涙をこぼし
暖かな手は 一つもなかった
だが森の奥 傷だらけの者たち
彼女を見て こう言った

「おかえり」

血を流す獣も 枯れた草木も
白魔の光で 蘇るたび
失った誇りが ひとつずつ
彼女の胸で 鼓動を打つ

やがて王都に 届く噂
癒しなき街に 病と闇
ざまぁの風が 高く笑う
「必要だったのは、誰だった?」

王族の頬が 紅に染まり
貴族の口は 言い訳に震える
追い出した手で 今さら懇願
だが白き風は 戻らない

森にはいま 仲間たち
焚き火のそばで 歌が生まれる
白魔の少女は もう聖女でなく
ただの「リリア」として 幸せに笑う

捨てられたのではない
抜け出したのだ
偽りの光より
ほんとうの温もりへ

ざまぁ、と風が 囁いた
花咲く森で 彼女が微笑んだ

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アルファポリス
アルファポリス2025/07/19
  • 現在の作品追放された白魔導士は新しい仲間と幸せに暮らします ざまぁ