あらすじ
高校受験に失敗した落ちこぼれ高校生・巷行颯太は、一年生の三学期に親の転勤で修羅の国・北九州市へ引っ越すことになった。
新天地で「東京から来た転校生」として注目を浴びた颯太は、調子に乗って数々の見栄を張ってしまう。「遠距離恋愛中の彼女がいる」「中学時代はモテていた」「芸能人の知り合いがいる」「バンドを組んでいた」——全部嘘だった。
そんな矢先、颯太は修羅の国の洗礼・カツアゲに遭遇する。恐怖で財布を差し出そうとした時、同級生の黒原火穂が不良を撃退し難を逃れる。
焼鳥屋で働く黒原火穂は、酔っ払いたちが語る盛られた武勇伝や自慢話を聞きなれているため、颯太の見栄っ張りな嘘を責めることなく優しく受け入れる。「青春は嘘を本当に変えられる」そう言ってくれる彼女に、颯太は本気で恋をした。
見栄っ張りな男子と、修羅の国でたくましく生きる女子による青春ラブコメディ?