あらすじ
異星人の侵攻に敗れた世界。しかし人類は彼らの奴隷にはならなかった。
圧倒的な科学力を持つ異星人たちは、人類に「共生」という選択肢を与えたのだ。
条件はただ一つ。「ひと月に一度、血液を提供すること」。
それさえ守れば、異星人の技術を享受し、平和な生活を続けられる。
ほとんどの人間はその条件を受け入れたが――スラムに住む青年カイは違った。
異星人を心底嫌うカイは、鬱屈とした日常の中で、ある夜 「地上から宇宙へ昇る流星」 を目撃する。
その光は途中で二つに分かれ、一つはカイの近くに落ちていった。
「これは、何かが始まる予感がする」
そう直感したカイが向かった先にあったのは、ちぎれた異星人の腕に握られた一丁の拳銃。
人類が一度も手にしたことのない、異星人の軍事兵器 ――エイリアン・ブラスター。
それを手にした瞬間、カイの人生は大きく望んでいなかった方向へ変化し始める。
それが人類の命運すらも握る変化だと、気付くことなく。
これは、敗北したはずの人類が逆襲の狼煙を上げる物語である。
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