あらすじ
私はグレなかったのではなく、周りの大人が……先生がグレさせなかったんだ。そんな気づきが、私と恩師との思い出を旅するきっかけになった。
誰もが出会う「先生」
彼らは時に嫌われる。新聞やニュースは彼らの不祥事を報じ、世間の信頼を削る。
不祥事や犯罪はきちんと裁かれるべきである。根本的な改革が必要な部分は、もちろんあるに違いない。
しかし、私を育ててくれた先生は私をちゃんと見てくれていた。
犯罪を犯した一部の人たちに埋もれ、その「教育」が見えなくなっても、また、あまりにも寂しいことだと私は感じた。
時代が変わり、同じように……とはいかない部分もきっとあるだろう。
だからこそ、私を「見てくれていた」先生たちへ、やっと気づいた遅すぎる感謝を贈ろうと思う。