あらすじ
「やっとお会いできましたね、ユキト様!」
白波幸人は、どこにでもいるような普通の高校生。
中肉中背、成績も平均的、運動も人並みと、何かとりえがあるわけでもなく。
そんな自分自身の平凡さというものをよく弁えていた。
才能ある友人たちとも何の軋轢もなく、地味ながらも穏やかな学生生活を過ごしていく……はずだった――
「……あの、どちら様でしょうか?」
「わたくしです、ユキト様! あんなに愛し合ったことをお忘れですか?」
そんな彼の前に、奇麗な銀髪を靡かせた美少女――明城アリスが現れた。
彼女は自分が幸人の前世の恋人だったことを告げる。
それから当たり前のように、彼女は幸人に行き過ぎた好意を示すのだが、彼は初め拒絶の意思を見せる。
彼の方には前世の自覚はなく、自分とは不釣り合いなこの少女にただただ困惑していた。
それでもアリスは諦めきれず、強引なアタックを続けていく。
何とかもう一度自分に振り向いてもらおうと色々な謀をするアリス。
好意の押し付けだと自覚しつつもそれを止めることができないでいた。
幸人は適当にあしらうのだが、気が付けば彼女のペースに巻き込まれて、少しづつ絆されていくことに。
次第にその関係は進展を始める。
現代の恋と過去の恋、二つの物語はやがて交差して――
※完結しました。
→後日談を11/16に投稿予定
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