あらすじ

古いものを愛する文学部生・倉敷紬と、最新ファッションを追求する店員・篠田玲奈。正反対の価値観を持つ二人は、渋谷のセレクトショップで激しく衝突する。 「人の手の温もりが感じられない服に、価値があるとは思えません」 「古臭い感傷に浸ってるから、時代遅れなのよ」  互いを嫌悪し合う二人だったが、偶然の再会から始まる交流が、やがて深い理解へと変わっていく。1920年代のビーズドレスに感動する玲奈。VRファッションショーに驚く紬。シルクとシリコン、過去と未来が少しずつ歩み寄る中で、二人の心にも特別な感情が芽生えていた。  しかし、共同プロジェクトで再び激突する二人。 「破壊して新しいものを創り出す」という玲奈と、「過去への敬意」を重んじる紬。決裂の危機を乗り越えた時、二人が見つけたものは――。  時代を超えて愛され続ける「本当の美しさ」とは何か。そして、異なる世界に生きる二人の恋の行方は。古典的な技法と最新テクノロジーが織りなす、新感覚ファッション百合小説。

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カクヨム
カクヨム2025/07/15
  • 現在の作品【微百合ファッション短編小説】シフォンの過去(きのう)とオーガンジーの未来(あした)