あらすじ

「妃なのに、毒の成分調べてますけど?」 ──後宮の“異物”、今日も薬と事件に首を突っ込む。 薬と毒の都・景梁(けいりょう)。 その煌びやかな後宮に、異例の女がいた。 名を清蘭(せいらん)。もとは市井の薬師の娘。 ひょんなことから皇帝の命を助け、なぜか「妃」という肩書で後宮に押し込まれた。 だが彼女にとって、豪奢な衣も美食もどうでもいい。 興味があるのはただ一つ──人の体と毒の反応。 「どう見ても香炉から毒が出てるのに、誰も騒がないって何?」 「これ、忘魂香じゃなくて“混合型”かも。って、何で私が解析してんだよ……」 殺意、嫉妬、毒と策略。 化粧と笑顔の裏には、必ず“病”が潜んでいる。 お飾りの妃? ただの毒女? ──いいえ、彼女は“金針の寵妃”。 この後宮、何があっても私が看破してみせる。

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小説を読もう2025/07/08
  • 現在の作品金針の寵妃─後宮薬苑事件録