あらすじ
癒しの奇跡を持つ聖女リリア。
だがその力は“効きすぎて”しまった。
──病が一瞬で治ると、医者は仕事を失う。
──苦しまない死は、神の奇跡とは呼べない。
──副作用ゼロでは“ありがたみ”がない。
そんな理不尽で追放されたリリアは、辺境の森でひっそり薬草を育てることに。
だがそこへ現れたのは、重傷を負った魔王だった。
「……貴様、人間か? 癒しの力を……隠していただろう」
「薬草生活中です。無駄に話しかけないでください」
実は彼女の癒しの力、人間より魔族にこそ効果絶大だった!?
森の奥で始まる“ひとり薬草ライフ”が、魔王の嫁入り話や人間界を巻き込む大騒動に発展する!
追放された聖女、今日も気だるげに無双します。