あらすじ
名前を失った誰かのことを、君は覚えているだろうか。
世界は静かに“書き換え”られている。
神がいたことも、祈りが届いたことも、誰かがそこにいたことさえ、
知らないうちに消えていく。
人は気づかない。
気づいた者だけが、“喰われていく”。
これは断片の記録だ。
消えたはずの祈り。残された名の抜け殻。
錯覚のような言葉たちが、それでも確かに“あった”ことを語っている。
これは世界が祈りで壊れる前の、いくつかの断章。
これは一つの世界を形造る欠片たちです。どこから読んでもどれを読んでも大丈夫。でも、最終50話だけは最後に読んでくださいね。