あらすじ
法が人を救わない世界で、少女は真実を求め、光を失っていく。
VR技術が社会を支配し、AIが人の罪を裁く近未来。親友が、仕組まれたVR殺人事件の被疑者とされた時、天才高校生・姫川聖は、法廷に立つことを決意する。
その名は『ディケー』。正体不明の天才アバター弁護士。
彼女の武器は、人の嘘が奏でる『魂の不協和音』を視る、禁断の力。だが、その力は勝利のたびに、彼女の現実世界の光を少しずつ奪っていく。
推定有罪確率99.9%。データ絶対主義のライバル検事が立ちはだかる絶望的な法廷で、ディケーは最後の光を賭け、AIの完璧な判決に『異議あり』を叩きつける。
これは、真実と嘘、光と闇の狭間で揺れる、次世代リーガル・サイバーミステリー。