あらすじ
琴音には小学生3年生から婚約者がいるらしい。
“いるらしい”というのは、小学3年生から一度もその婚約者に会った事がないから。
両親に写真を見せて貰った事はあるけれど、20代にしては老け顔のオッサンだった・・・
そのせいで小学生3年生から高校2年生まで一度も恋愛したことがないよ。私だって年相応に華のある学生生活を送りたい!
だから何度もママとパパに婚約破棄をお願いした。けれど、何か事情のあるようで全く話を聞いてくれない。
--だから私は覚悟を決めた!
「ママ、パパ!私が心を込めて書いた手紙を婚約者様に渡して欲しいの!」
「まあ、まあ!彼の方はとっても喜ばれるわ」
「会えない期間が長い事ので彼の方も心配されておった......手紙があればきっと喜ばれる」
そう、“心を込めて”書いた
『あんたがいると私は不幸せです。いい加減、婚約破棄を許してください。私の人生を返してください』
私の素直な気持ちを受け取って欲しいの。
各国の高官
「......なんてことをっ!」
「日本との同盟は今日を持って取り消す!議会を開け!」
「大統領!私の自慢の娘を推薦するのは如何でしょうか?!」
「貴様......っ!抜け駆けするつもりか」
「大統領、私は自他共に認める私の美しい姉妹を推します。必ずやかの御仁も喜ばれますぞ」
各国は混乱に混乱を極め、日本では・・・
「亡命して良い?」
「総理、冗談でも悪質ですよ......ところで有給休暇消費で国外に渡航しようと思っていまして」
「お前逃げる気満々じゃん」
______________高2の婚約破棄が世界を巻き込む大事件に発展していくのであった