あらすじ
かまいたちは風と共に現れ、人をさらい、
“壁役”と呼ばれる“護身奴隷”につくりかえる。
神隠しが頻発した千年前──
人間たちは“鎌狩り”を結成し、
弱点である“骨”を武器に戦い始めた。
現代──
その組織は「目黒区特殊害獣駆除係」と名を変え、
今も人知れず、かまいたちとの戦いを続けている。
ある日、異界“東の森”では事件が起こる。
第3王女・嬰円栄生(えいえん さこう)が、
通過儀礼である転身(人に化ける)に失敗し、
身体が“人”と“かまいたち”に分かれてしまったのだ。
『壁役を探し、鎌狩りを殺せ』
そう父王に命じられ、栄生は人界へ追放される。
──追われる者と、狩る者。
そして運命の高校生との出会いが、
世界を揺るがす戦いの始まりとなる。