あらすじ
【第一章 発動】あわら学園高等部の本校舎図書室は極めて危うい、自害他害を犯す生徒を半年から二年かけて教育をして、三年になったら卒業させるという制度がある。男子生徒高校二年生の小川湊はなぜか理由は分からず異常点も分からないとある奇妙な事件に巻き込まれていく。周りの人間がどんどん消えていく気するが時間が経つとその感覚も失われてしまう。家庭の事情で図書室の書庫に住む月世とお調子者の西之園、二人と一斉休暇の一週間を過ごす。
【第二章 後遺】高等部二年の文芸同好会部長椎名凛子はプロフィール画像がイケメンの先生とメールのやり取りでうっかり文集を作っていると言ってしまったせいで文化祭で文集を販売することになった。幼馴染の山之内和貴は周りから「キャッチボールをしてもプロにならないなら意味がない」というような言葉をかけられたが、凛子をかばってくれるいい奴だった。文集案に「カクサレタ」が混ざっていて、混ぜたのが隣の呪い研究会の藤ヶ谷康文の犯行であると見抜くが、なぜか康文もカクサレタに関してのよく分からないという。メモに書かれたカクサレタのヒントは今はほとんど使われていない本校舎図書室にあるそうだ。