あらすじ

ホストクラブ『夢幻』で働く結城嘉人は、 その日もいつものように仕事を終えた。 吹き付ける風の冷たさに辟易しながら自宅へ向かう。 今後のことも考えた方がいいが、 今日のところは酒でも飲んで寝てしまおう。 暢気に考えていた嘉人は、 しかし、すぐに足を止めることになった。 足下に、子どもが一人しゃがみ込んでいる。 白い肌に、銀糸の髪。 透明なガラス玉の瞳に見つめられ、 嘉人は驚いて息を呑んだ。 (……綺麗だ)思わず見とれた嘉人に、 猫のような仕草で擦り寄ってきた。 「ねえ、僕のこと拾ってよ」―― 突き放そうとしても、 子どもは決して引いてはくれない。 帰れと告げれば、ガラス玉の瞳から感情が全て消え去って、 帰る場所がない、と告げる。 著者紹介 木原梨花 宮城県生まれ、シナリオライター。 別名義にて一般向け小説デビュー後、シナリオライターとして活動中。 ゲームシナリオ、ドラマCDの脚本などを執筆。本作にてBL小説デビュー。

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ピッコマ
ピッコマ2024/03/24
  • 現在の作品籠の中の猫