あらすじ

俺は都内でタクシーを転がしている。 23区と、武蔵野市と三鷹市。 この範囲が、俺たちの“生きる場所”だ。 このエリアを一歩でも外れて、県内だけを移動する客を乗せたら、それは違法営業になる。 だからどんなに寒くても、どんなに誰かが手を挙げていても、都内に向かう客以外は乗せちゃいけない。 だが、あいつらには関係ない。 生きてるか死んでるかなんて、俺にはもう重要じゃない。 目的地が“都内”なら、乗せるだけだ。 それが俺の仕事であり―― 俺にとっての“最後の客”たちの話だ。

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小説を読もう2025/07/07
  • 現在の作品深夜、後部座席より― 都内タクシードライバー怪異録 ―