あらすじ

「ああ、かぐや! 行かないでおくれ、かぐやー!」 「う、う、ううう……」 月の光に包まれ、空へとゆっくり昇っていくかぐや姫を、おじいさんとおばあさんは涙をこぼしながら見送ったのでした。 それから幾年月――。 おじいさんとおばあさんは、もとの小さな家で、昔と変わらぬ慎ましい暮らしを続けていました。かぐや姫と過ごした日々を懐かしく語り合いながら、寂しさを胸の奥にしまい込むように。 そんなある晩のこと。ふいに戸を叩く音がしました。かぐや姫がいなくなってからというもの、ここを訪ねてくる者など誰もいなかったため、おじいさんとおばあさんは顔を見合わせました。不思議に思いながら、おじいさんがそっと戸を開けると、そこには――

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小説を読もう2025/07/10
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