あらすじ
「お義姉さま。私、運命の糸を見てしまいましたの」
伯爵の娘リアン・アシュランは、長年の婚約者との結婚を目前にしていた。
だが満月の夜を経て、最悪の真実が明らかになる。
義妹プリマと婚約者ハミルが“運命の赤い糸”で結ばれていたのだ。
父は喜び、婚約解消は既定路線。かつて母が大切に守った伯爵家も、すでにプリマとその母のものになりつつある。
近衛騎士として生きよう。どうなろうと知ったことか、とリアンは伯爵家から去った。
しかし、隣国の舞踏会で全てが変わってしまう。
「見つけたぞ。僕の、運命の番——」
花騎士の服に身を包んだ彼女に、竜帝ヴァハルが跪いた。
リアンの半信半疑になりながらも、彼の手をとる。
そして始まるのは……「幸せ番生活」!?