あらすじ
🌌 作品概要
本作は、『ノイルフェールの伝説~天空の聖女~』
https://kakuyomu.jp/works/16817139554643443909
に登場する主人公、
天城大和(後の賢者シルヴィ)と最上科乃(後のシェリル・ユーリアラス)の過去に焦点を当てたスピンオフストーリー。
失われた記憶、青く光るペンダント、そして七月七日の星空。
誰も知らない「ふたりの始まり」が、ここに描かれる。
🌠 あらすじ
惑星『ユーフォリア』にあるルクスペイ高等専修学校に通う最上科乃は、控えめで頭脳明晰な少女。
そんな彼女に、ある日突然、ひとりの少年が声をかける。名は――天城大和。
無口で不思議な雰囲気を持つ彼の言葉に、科乃の心は不思議と揺れ始める。
それはただの学園イベント、七夕祭……のはずだった。
やがてふたりは、青く光るペンダントを通じて、失われた過去の記憶と再会する。
それはかつて、無人島でふたりきりで暮らした時間。
名前も、言葉も、すべてを忘れていた彼と彼女の“はじまりの記憶”。
その夜、反政府組織によるシステム侵入を大和が逆侵入で抑え、
ドローン群を掌握した科乃の無意識の願いが、夜空を幻想的に照らし出す。
七夕の夜、再び交差したふたりの想い。
それは、物語の終わりではなく――伝説の“序章”だった。
🧑🤝🧑 主な登場人物
● 天城 大和(あまぎ やまと)
ルクスペイ高等専修学校の男子生徒。
青い髪と白い肌を持ち、どこか浮世離れした雰囲気を持つが、物腰は柔らかく、常に科乃を気遣っている。
かつて無人島で科乃と共に過ごしていたが、記憶操作によりその記憶を失っている。
ペンダントに残された写真と、彼の中に残る“感覚”が、失われた真実へと導く。
「俺が、君を守る……それだけは、ずっと変わらない」
● 最上 科乃(もがみ かの)
青い髪と透明感のある佇まいが印象的な、聡明で穏やかな少女。
感情を表に出すのが苦手だが、大和といると自然に笑顔になる。
彼女の持つペンダントもまた、大和との記憶を封じていた鍵のひとつ。
七夕の幻想的な夜に、失われた想いが彼女の中でよみがえる。
「ねえ、大和君……どうして、あなたのこと、こんなに知ってるの……?」
● 能代 恵鈴(のしろ えりん)
生徒会長にして、世界的な財閥ノシロの令嬢。ルクスペイ随一の『名演出家』
学園行事のほとんどを手がける名物人物で、なにかと二人をあたたかく(騒がしく)見守っている。
ちゃっかり第三次接近遭遇と騒ぎながらも、最後には微笑む影のキューピッド。
● 鈴谷 亜漣(すずや あれん)
恵鈴の補佐役。冷静沈着でツッコミ役。
ただし、恵鈴には甘く、なんだかんだで振り回される苦労人。
二人の関係が変化するたびに、「またやらかしたな……」とぼやくのが定番。