あらすじ
男子は“高嶺の花”。そんな常識が支配する貞操逆転の現代社会。女子のほうが恋愛に不器用で、下手をすれば“告白で男子を泣かせてしまう”ような緊張感があるこの世界で、国家主導の制度が始まった。その名も「LPS(Love Practice Service)」。それは、男子と模擬デートを通して、女子が“適切な恋愛距離”を学ぶという、極めてデリケートかつ重要な制度だ。
そんな制度の「模擬デート相手」に指名されたのは、超平凡男子・一ノ瀬誠司。地味で空気、モテた記憶なし。でも校内アンケートで「もっとも安心して隣を歩ける男子ランキング第一位」の実績(?)を持つ彼は、恋愛未経験の女子達の初デート相手を任されることに。
ノリの軽いマリ先生に押し切られ、家では母と妹に祝福(という名の過剰反応)され、地味男子の人生は今、めちゃくちゃな方向に動き出す――!?
緊張と戸惑いだらけの“はじめて”の恋愛訓練が、ここに始まる。