あらすじ
国内外の産業の異業種間での技術や知識の交流をはかり、技術向上に寄与するものとして立ち上げられたプロジェクトがあった。ロボットの身体となる二足歩行技術などから、人工知能なども含めた統合的なプロジェクトで、俗に『アンドロイド計画』などと呼ばれていた。主導したのは日本で、ヒューマノイド開発機構は、その中核を担う半官半民の研究機関だった。これには冬海インダストリアルという財閥系の企業が研究に関わっていた。
ICプロダクションと言う、ネット上のコンテンツを主に扱う冬海由美子の会社に、そのプロジェクトで製作されたロボットのプロデュース依頼が舞い込んだ。由美子は、冬海インダストリアルを含む冬海グループの創業家の親族でもあった。
ロボットのプロデュースという、奇妙な依頼だったが、由美子は、会社に所属するアイドルユニット、カリンズと、その少女型のロボット、テトラを組み合わせた即席のアイドルユニットとして売り出すことにした。直接の活動は、森田というプロデューサーが担当することになった。