あらすじ

せんせい、ぼくは――ひとを、ころしました。 家庭教師先で住之江(すみのえ)吉彰(よしあき)が教え子から聞いたそれは、罪の告白にも似ていた。折しもその頃、花菖蒲公園の池の中から、その教え子と同じ年の少女の白骨遺体が発見される。 亡霊が視える香月(こうづき)晴季(はれき)はその話を聞いて、花菖蒲公園へと足を向けた。そこには『殺された』とは考えづらい、くるくると踊っている少女の亡霊がいた。 花菖蒲公園の白骨遺体、くるくると踊る亡霊、少年の罪の告白。 そして高校の窓から覗き込む亡霊と、祖父のこと。 能楽『天鼓』の謎を紐解くうち、それは現実との奇妙な合致を見せ始める。 鳴らぬ鼓は、何故鳴った。天の鼓の、謎を解け。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/07/06
  • 現在の作品鳴らぬ天の鼓-殺意の神域-