あらすじ
東京の私立N高等学校普通科に通う笠貫刃兵衛は、十五歳の一年生。
その見た目はまるで中学生かと思われる程に小さく、幼い。
中性的な顔立ちと大人しげな雰囲気を漂わせている彼だが、その正体は古式殺闘術『我天月心流』の使い手であり、開祖拳鬼以来の天才といわれる才能豊かな少年だった。
しかし大阪での中学校時代、その圧倒的な戦闘能力で周囲から恐れられ、隣近所からも敬遠されまくった挙句、卒業までの三年間は寂しいぼっち生活を強いられてしまった。
父親の勧めで、刃兵衛の過去を知る者がひとりも居ない東京での高校生活をスタートさせたものの、校内ナンバーワンの美少女として名高いクラスメイトをコンビニ強盗から救ってしまった為に、再び自身の、悪鬼の如き戦闘狂の噂が広まってしまうのではという恐怖の日々を迎えてしまう。