あらすじ
【完結済】
主人公・杜居伊織(もりい いおり)は、5年前のある日から高校一年の今に至るまで月に一度幼馴染の高天原ハルの下を訪れるのが決まり事だった。月に二度でも三度でも無く、必ず月に一度決まった日に訪れるのだ。
そして、高校一年のある日ハルの下を訪れた彼に声を掛けたもう一人の幼馴染・天戸うずめ。5年前のある日から疎遠になり、ただの一度も話をすることの無かった彼女はいくらかの世間話の後で言った。
『私は、あなたに謝らなければいけなかったの』と――。
そして、その夜に杜居伊織は知る事になる。眠りに落ちる度に異世界に赴き、世界を救ってまた戻る。143回の転移をして、142回世界を救った彼女の終わることの無い『つよくてニューゲーム』を。
「おはよう」
――目が覚めると、目の前に立っていた制服姿にマフラーをした天戸うずめは言った。
「信じて貰うのに時間が掛かると思う。これは夢じゃないの」
5年前に止まった3人の幼馴染達の時計の針が動き出し、異界の勇者・天戸うずめと異界の従者・杜居伊織が数々の異世界と現代を往復するラブコメファンタジーが幕を開ける。