あらすじ
魂の聖炎。それは六つの死神の魂を捧げることで生命に関するありとあらゆる願いを叶える聖なる炎である。七人の死神は人知れず魂の聖炎を求め聖炎聖戦に臨む。
高校二年生の月詠は夜の公園で親友の陽奈と見知らぬ女性、紫苑が大鎌を手に戦う姿を目撃する。秘密を知られた紫苑は月詠に襲い掛かるが陽奈に阻止される。月詠は走って街路樹の裏に隠れ息を潜める。交戦する陽奈と紫苑だが決着が訪れる。紫苑の電撃の鎌が陽奈を切り裂く。紫苑は逃げる月詠を追うがそれは陽奈が幻影の鎌で創り出した幻。月詠を逃した紫苑は陽奈にとどめを刺すと立ち去る。そこに聖戦を監督する教会の神父、万が現れ事後処理を行うと月詠を連れ教会へ向かう。
教会にて万は月詠に真実を語ると聖戦への参戦を唆す。万は退屈な聖戦に変化を起こそうと企んでいる。月詠は陽奈を救うため参戦を決意し、幻影の鎌と契約を結ぶ。がしかし、このときの月詠は死神として魂の聖炎を求めることの意味を真に理解していなかった。
翌夜、月詠は教師の新一と戦う。戦いの中で月詠は新一の強さに恐怖し、その願いに同情すると戦意を失う。そんな月詠に新一が戦うとは何か、願いを叶えるとは何かを説く。これを受け月詠は死神として魂の聖炎を求めることの意味を真に理解すると覚悟を決め勝利を収める。
数日後の夜、月詠は紫苑と対峙する。紫苑の願いは自身を庇って植物状態になった親友の碧衣を救うこと。月詠、紫苑は共に親友のために戦う。決して譲ることのできない両者の願いが親友への想いが戦いを拮抗させる。激闘の末、月詠が勝利を収める。月詠は陽奈が待つ教会へと向かう。
聖戦を謳歌した万が月詠を魂の聖炎のもとへ導く。魂の聖炎に死神の魂を捧げると願いは叶い陽奈は蘇る。月詠は陽奈が安置される教会の一室に駆ける。そこには目を覚ました陽奈の姿がある。二人は涙を流しながら抱き合い、お互いの想いを伝え合うと幸せに満ちた表情で眠る。