あらすじ
「あ〜、、今日も眠れない」
真夏の夜、蒸し暑いワンルームの部屋で佐藤正樹は眠れずにいた。
ラーメン屋での激務で身体は疲れているはずなのに眠れない。
この暑さのせいなのか、それともストレスのせいなのか、自分では判断が出来ない。
仕事では何をやっても上手くいかない。
鈍臭い自分が悪いのだが、店長は狙いをすましているかの如く、正樹を怒鳴りつけるのだった。
お客様もちょっとしたことでクレームを言ってきて、その度にまた店長に怒られる。
むしゃくしゃした気持ちで仕事をしていたら、ツルッと滑ってどんぶりを割ってしまった。
横になっていても、今日の嫌なことを思い出して、頭の中をループしている。
もう、うんざりだ!!
正樹はタンクトップ姿のまま部屋を飛び出した。
夜の街には変わった人々が息をしている。
夜になって人はおかしくなるのか、おかしいから夜にしか息が出来ないのか。
そんな変わった人々との出会いが正樹を変えていく。
じんわり暖かい、珍ストーリーです。