あらすじ
【ライト文芸大賞】応募中です。投票頂けましたら幸いです。
調理師の卵たちの青春と苦悩の物語。
春田調理師専門学校に入学した青野正には、絶対味覚がある。同じく入学した秋田ハルは、県内でも有数の進学校の出身だった。
正はハルが気に入らず、料理の再現対決を挑み、結果ふたりは友人となった。ハルには絶対味覚はないが、料理の腕は確かだった。
そのうち、ハルの妹で拒食症のナツとも知り合い、三人は絆を深めていく。
正はただ、世界で一番おいしい料理を作りたかった。それはハルも同じだと思っていたのだが――
これは、正が世界で一番おいしい料理を見つけるまでの、辛く切ない物語。
※物語後半に、震災の描写があります。このテーマを扱うにあたり、生半可な気持ちで書いたつもりはありません。いち経験者として、己の体験を後世に伝えるべく筆を取りました。書いている本人が辛かったので、読む方も辛いかと思います。該当の話のタイトルには、(※)をつけますので、ご注意ください。
また、その他物語に出てくるテーマについても、真摯に向きあい、構想から書き出すまで十年以上の時間を費しました。少しでも心に残る物語になっていましたら幸いです。