あらすじ
「君と出会って、初めて"生きていたい"って思えたんだ。」
何でもない日常を送っていた高校生β・理央は、ある日突然、身体の異変に襲われる。
病院に運ばれた先で出会ったのは、同い年の青年・大空大輝。
清潔感のある穏やかな笑顔と、どこか遠くを見つめるような瞳――
その人は、何かを隠している。けれど、なぜか心が惹かれてしまう。
「俺と友達になってください!」
そんな言葉から始まった二人の友情
それはまるで、壊れやすいガラス細工のような、儚くて温かい時間だった。
けれど、触れたいと願うほどに、大輝の背中は遠ざかっていく。
まるで、恋に落ちることすら許されないかのように。
「――少しくらい、いいよね」
その言葉の意味を、理央が知るのは、もう少し先のことだった。
優しさに潜む秘密と、運命に抗う想い。
涙が止まらなくなる、静かで熱いラブストーリー。