あらすじ
高校二年生の日野森薫(ひのもりかおる)は、何でもそつなくこなす完璧超人の幼馴染──永峰舞華(ながみねまいか)に頼ってばかりの日常に、不安と劣等感を抱いていた。
そんなある日、薫は同じ日直当番になったクラスメイト──聖城結梨(せいじょうゆり)が本を読んで涙を流しているところを目撃してしまう。ひょんなことから彼女が読んでいた本のタイトルまで知ってしまった薫は、その内容から結梨が人間関係で悩んでいたことを悟る。そこで薫は舞華を見習い、結梨に信頼できる友人や家族に相談するよう提案した──はずだったのだが。
翌日、聖城結梨は学校から姿を消した。
彼女が学校に行かなくなったのは、十分に寄り添ってあげられなかった自分のせいなのだろうか。そんな自責の念に駆られた薫は、あの幼馴染との会話をきっかけに、ある覚悟を決めるのだった。
* * *
・面白い、続きが気になると思って下さった方は励みになるとともに長編版完成時にもお役立ち頂けますので、是非ともフォローや★評価のほど、よろしくお願いします!
・この短編は現在制作中の長編ラブコメの第一章にあたるお話です。長編版ではタイトル並びに一部構成や描写が変わる可能性があります。どうかご了承ください。