あらすじ
少しだけ先の未来では、高度な人工知能(AI)を搭載した電脳の歌姫、[シンガロイド]たちが人気を集めていた。
かつて電子の歌姫と呼ばれ、ボカロというジャンルを切り開いた偉大な先達が実体を得て具現化したような存在である彼女たちは[サイバーライブ]によって開発・運営され、日々ファンのために歌い、ダンスなどを披露していた。
そんなシンガロイドの魅力の一つは、公募によってファンから応募された歌詞を実際の曲として採用してくれるという、ファン参加型のプロモーションを行っていることだった。
自作の詩(うた)を彼女たちに歌って欲しい。
同年代の多くの少年少女と同様、そんな憧れを抱きながらも、主人公の中学生・奏汰はなかなか勇気を持つことができず、[応募する]という最後の一歩を踏み出せずに悶々とした日々を送っていた。
そんなある日の下校途中。
奏汰は偶然、路地裏で倒れている一人の少女を見つける。
それは、未発表のシンガロイドだった。
偶然に出会った電脳の歌姫と、作詞を夢見る少年。
二人の、[自分たちの音楽を見つける]ための物語が幕を開ける———。
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〇主要キャラクター
・鬼嶌 奏汰(きじま かなた):主人公。男子中学生
・シンガロイド:サイバーライブに所属する、未発表の試作機
・鬼嶌 夏芽(きじま なつめ):奏汰の母。青果店経営
・鬼嶌 聡汰(きじま そうた):奏汰の父。青果店経営
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〇作者より
本作は、KADOKAWA 児童書編集部 様が主催されている、[人工知能×青春小説]コンテストに参加するために執筆させていただいた作品となります。
AIが浸透した世界で、勇気を持てない少年と、他の仲間と比べて歌に自信のないシンガロイドが出会い、共に成長し、[自分たちだけの音楽]を見つけるために奮闘する、という物語を予定しております。
もしよろしければ、ご一読いただけますと幸いです。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
(*- -)(*_ _)ペコリ