あらすじ
自らの魔力の暴走を治療するため、クリストファー公爵は侯爵の令嬢セシリアに結婚を迫る。渋々承諾したセシリアだが、治療のための道具扱いされることに納得がいかず仕返しにクリストファーの病について言いふらす。そこからお互いに貶め合う関係になるが、その中で二人の関係性に変化が生じ、皇子や公爵の甥っこも絡み始める。
二人の関係が深まっていく中で、侯爵の愛人の娘が「自分こそ侯爵家の令嬢であり、クリストファーと結婚すべきだ」と主張し始める。彼女は皇后が産んだ魔力のない子で、立場が脅かされることを心配し親友である侯爵夫人に預けていたのだ。
騒動はひと段落したが、戦争が勃発したことでクリストファーは戦地へ赴く。その戦いの中でクリストファーの魔力が暴走してしまうも、ひっそりと戦地へ赴いていたセシリアが窮地を救い、二人の感情がより一層親密なものとなる。
しかしそれ以来、敗戦国の将軍の娘ルイスがクリストファーを手に入れるためにセシリアを狙うようになる。
危機に陥った時、セシリアは公爵から魔力を授かり、ルイスを打ち負かす。ルイスの処遇を皇帝に委ねた二人。そして二人は皇帝から領地を与えられ、新たな生活の一歩を歩みだす。