あらすじ

「すまないが、原稿は渡せない。何しろ、急に書けなくなったものでね」 昭和初期・或る街の片隅にて。 担当することになった憧れの作家、朱鷺川読路(ときがわよみじ)の家を訪れた新人編集の新出瑠璃子(にいでるりこ)に浴びせられたのは、そんな言葉だった。 読路の作品に救われた経験を持つ瑠璃子は、なんとしても読路の新作を多くの読者に届けたいと訴える。 瑠璃子の熱意に根負けした読路は、ひとつの提案を返した。それは…… 「最近、こんな話を聞いた。死してなお、作家の下に原稿を取りに訪れる編集者がいるという。……君、その謎を解いてみないかい?」 これは少女が果てに至るまでの物語。

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カクヨム
カクヨム2025/04/13
  • 現在の作品玉稿は、月の美しい夜に