あらすじ
えー。
人というものはいずれ死ぬもので御座います。
その違いというものはいつ死ぬか、どう死ぬかぐらいでありましょう。幼い頃に命を失って賽の河原に往く子あれば大往生を遂げて後生、極楽を謳歌する者もいる。
勿論、地獄・修羅・畜生といった世界もある訳で……。
人間はこれまでそういった六道をぐるぐる巡りながら修行を重ねて参ったので御座いますが、それでも尚「永遠に生きていたい」とか「贅沢しながら遊んで暮らしたい」とか「他の人は違っても自分だけは特別でいたい」とか。
それこそ贅沢な悩みを懲りずに抱えてしまうので御座います。
イヒヒ。
そんな傲慢、阿保臭くて話にならない。
ちゃんちゃらおかしゅう御座いますなぁ。
まぁ、念のため最初に言うとすれば
「ニンゲン如きちっぽけな存在が運命を変えることなんて出来ない」
って、ことなんですよ。
自分が特別だなんて、思わない方が良い。
……。
それではさあさあ、お立会い!
ここでお目にかけますは「二人の人間」の物語。
彼らは……まあ、特別な存在で御座いました。
果てしなく、果てしなく。
自認する隙もないほど彼らは人間臭かったのですから!
* * *
(※ご観覧の際のご注意)
本作には「残酷描写・残酷をほのめかす描写(物理的・精神的)」「自殺をほのめかす描写」「暴力描写」「天災をほのめかす描写」が含まれております。
苦手な方は十分ご注意くださいませ。
また本作はそれらの描写を入れることによるそれら行為を容認・推奨するものではありません。