あらすじ
高貴な家に生まれ、誰もが見惚れる銀髪と水色の瞳を持つ令嬢、リリーシア・マクベス。
けれど彼女が恋をしたのは、社交界で“魔族の子”と噂される黒騎士――カイン・オルクロウ。
出会いは夜会のバルコニー。
深紅の瞳を持つ寡黙な騎士に助けられた瞬間、彼女の心は決まっていた。
「私この人がいいわ。」
まっすぐすぎる想いは届かず、一度は断られても、リリーシアは諦めない。
冷たい目を向けられても、どれだけ無視されても――
それでも彼の隣に立ちたいと願ってしまう。
想いを重ねるたびに、傷ついても、揺らいでも、気づけば彼女の瞳だけが、騎士の心に映るようになっていた。
「冗談にするなら今のうちだぞ?」
恋を知らなかった黒騎士と、恋に一直線な銀髪令嬢が紡ぐ、決意から始まる恋の物語。