あらすじ
あたしは千紗。
元気が取り柄の中二女子だ。
実は、夏休みの前日に、父が家を出て行った。知らない女の人と暮らすんだそうだ。
散々もめたし、泣いたし、今更って感じだけれど、なんで夏休みの前日に?
そしたら、両親そろって、一度しかないお前達の夏休みを大切にしたかったんだ、なんて言いやがる。
なんだそれ。白ける。
とはいえ、夏休みが明けたら、あたしは名字をこれまでの『権藤』から『佐藤』に変えなくてはならない。
そんなの大したことないって、口では言っているけど、本当は、本当はね・・・。
そんな夏休みのある日、千紗は駅前でクラスメートの菊池涼介とばったり会ったのだった。