あらすじ

「束柱さんのこと、好きです。特別に好き、大好き。……私と付き合ってくれませんか?」 頬を赤らめつつも恥ずかしさを隠すように下唇を噛みしめ、潤んだ瞳をして、上目遣いで俺を見つめる彼女はアルバイト先のスーパーのレジ部門で働く、玉紀莉緒。 高校三年生の彼女は、ミディアムロングのサラリとした茶色がかった黒髪で、二重の切れ長の瞳に、通った鼻筋、そして小さく丸い唇が印象的な清楚系の美少女。 休憩時間はもちろんだが、一緒に帰ったり、LINEも頻繁にやり取りをするくらい、たくさん語らい、一緒に笑ってきた。 その積み重ねが、今の告白に繋がるとするならば、答えは一つだった。 俺ははっきりと彼女に言った。 「ごめん。俺には無理だ」 彼女の告白を断ったことは、賢明な判断であったと思う。 なのに、俺は情け無くも後悔している。 後悔しても、もう彼女は俺に振り向いてくれないことくらいわかっているのに。

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小説を読もう2025/04/12
  • 現在の作品女子高生の告白を自分で断ったくせに、俺は後悔して、それから。