あらすじ
筋骨隆々で強面な警察署長がいた。弱きを助け強きをくじく男の中の男として尊敬を集めた人であった。
そんな彼には女装家としての顔があった。
しかし、その体の厚み、高い身長なのに短い手足、いかつい顔、彼の身体を構成する全てが「お前には無理だ」と匙を投げていた。
一人で女装を楽しむことしか出来なかった彼は、死んで閻魔大王と出会い、次の人生は「美への探求が行える裕福な家庭、平和な時代と国、多様な価値観が存在し認められている世界へ生まれ変わりたい」と願った。
その願いは叶えられ、女装を思う存分に楽しめる環境を手に入れた。
しかし、多様な価値観とは、亜人も存在して、人だけの世界よりも多種多様で複雑な価値観を内包する世界のことだった。
そんな世界で彼は命を狙われる事件に巻き込まれ、逃れるために女性として、令嬢としてお嬢様学校への転校を余儀なくされる。
女装を楽しめるとワクワクして転校した彼を待っていたのは、亜人のお嬢様たちからの多種多様な悩み相談だった。